PHPカンファレンス2016に参加してLTをしました
Saturday, November 05, 2016 03:50:00 PM
2016/11/03 に行われたPHPカンファレンス2016に参加してきました。
呪われる体調
昨年のカンファレンスでは直前に右肩を亜脱臼し、肩を釣っているという痛々しい姿でした(公演中は三角巾をはずしてましたが)。 こちらのレポート「第94回 PHP勉強会@東京〜PHPカンファレンス2015開催直前スペシャル〜」に参加してきました。には痛々しい姿が写っています。
で、今年は万全の体調で、と思っていたのに前日に急性胃炎という診察。普段はかなり健康な方なんですが、東京のカンファレンスの時期になると体調を崩すんですかね…
診断を受けた当日はスピーカーディナーだったのですが、ウーロン茶しか飲めず雰囲気に飲まれていました。 幸い薬が効いていたので体調自体は悪くなく、当日も問題なく過ごすことはできました(懇親会でもお茶ばかりでしたが)。
NEXT
今年のカンファレンスのテーマは NEXT
ということで、PHPに関係なくWebの未来について8トラックでのイベントが開催されました。
このセッションが、という話をしたかったのですが、当日思いがけないトラブルに見舞われ、あまりセッションを見ることができませんでした。
ただPHPカンファレンスでは、参加していたセッションの裏番組も後から見れるように動画が公開されていますので、時間のあるときに参加できなかったセッションを体験することができます。スライドも続々公開されているので、手元にスライド、サブモニターに動画といった贅沢な1人PHPカンファレンスも良し、自分の所属チーム全員でPHPカンファレンスの雰囲気を共有し、セッションで感じたことを ふりかえり
してみるのも良いでしょう。
LT しました
今年は「トイレ空き状況サービスから学んだ、GAEで構築したPHPerによるIoTサービス」というタイトルでライトニングトークをしました。
先日こっそり Toilet Evolution
というサービスを公開したのですが、それを Polymer + PHP + GAE という環境で作って学んだことの発表です。
このサービスは個人で作っているので、最初はなるべく無料で始め、うまくいったらスケールしてみたいという野望を叶えるための構成を考えました。
まだまだ課題は多い
いったん公開できるレベルになったので、サービスを(こっそり)公開して、今回LTするということになったのですが、まだ最低限必要そうなドキュメントなどが整備されていなかったり、機能的に不足していたりする部分もあるので、少しずつ成長させていきたいと思っています。
また、LT後にいくつかいただいた声で多かったのは、「トイレ監視デバイスを設置するのが難しい」という意見です。 確かに大きいテナントや人とトイレの数のバランスが悪いといった課題を持っているところをターゲットにしていても、テナント管理会社であったり、会社の管理部門など、設置にはいくつかの手順が必要であるというのは認識しています。
今後の展開
現在は自社および馴染みのコワーキングスペースを中心に、上記の課題に直面しているところへの試験導入を目指しています。
モデルケースで想定するデバイスとしては
- ESPr Developer(2,600円程度)
- センサー類
- PIRモーションセンサ(800円程度)
- 超音波距離センサ(2,000円程度)
などに加え100円ショップなどで購入できるものを使ったケースに入れて 3,500円ぐらいで、1トイレ(複数個室)を監視できるようにしたいと思っています。 これはWifiが届く前提なのですが、Wifiが入らないとするとSIMが必要になります。 現在日本ではSIMを使おうとすると、モジュール(SIMを挿すボードのようなもの)だけで2万円を超えてしまいます。SORACOMなど安いSIMだったり通信回線があっても初期費用を抑えることが難しいので、当面はWifi接続を前提に進めるつもりです。
もし興味がある場合は Twitter
などで @sizuhiko
宛てにメッセージをいただければと思います。
最後に… IoTLTでも、LTしたいなー