Technote

by sizuhiko

初夏のJavaScript祭りに参加して、Import mapsについてLTをしました

6/1に開催されたJavaScript祭りに参加しました

いつもと同様にLT枠へ申し込みましたが、今回はPolymerではありません。 とは言いつつ、WebComponentsに関してもとても重要な仕様となるimport mapsについて、最近Blogにまとめた内容について発表してきました。

さて、私のスライドは以下のとおりです。

イベントでは他にもとても楽しいセッションが多く、盛り上がりました。 また参加したいと思います。

Polymer.co-edo meetup #25を開催しました

2019年4回目となる Polymer.co-edo ミートアップ を開催しました。

前回 edo-blogcard の作成に入りましたが、実際はWebサイトのデータを収集するためには、スクレイピングする必要があります。 ブラウザからはCORSになってしまうため、そういったOSSや、サーバー側のアーキテクチャの調査をしていました。 個人的には少しずつアイデアが固まってきたので、会社の合宿でまとめていきたいなぁと思っています。

次回

引き続きEdoエレメントの開発ともくもくを進めていきます。 皆様の参加をお待ちしております。

Doorkeeperのコミュニティページ

I/O Extended 2019 Tokyo@GDG で、Web技術に関するLTを話してきました

前回の記事でも書いたI/O Extended 2019 Tokyo@GDGで話してきました。

Twitterでも、イベントサイトの資料でも共有しましたが、スライドを添付しておきます。

朝から夕方まで、とても幅広い話題がたくさんあり、勉強になりました。

Room1の様子は動画がありますので、こちらからどうぞ。 私はRoom2だったので、ありませんがw

Google I/O 2019ふりかえり

タイトルを見ると、現地に行ったみたいですが、実際は行ってなくて Youtube のビデオで Webの全セッションを見ました。 なんでかというと、今週末に I/O Extended 2019 Tokyo@GDGというイベントがあって、Polymer JapanはGDGのコミュニティなんで、何かWebで喋ることになったためです。

Web Componentsの発表とかがあるわけではなかったのですが、何かWebで…と思い、ひたすら3日分(実際Webは数少ないけど)見たので、発表しない内容も含め、メモをブログ記事にしておこうと思います。 ということで、長文です。

Chrome and Web

Web系の基調講演です。 ハイライトは以下のとうな感じ。

  • Chromeの速度が改善、特にAndroid端末で
  • V8は20%のメモリ改善、JSの解析2倍速、async/awaitが11倍速く
  • 画像(imgタグ)のlazy loading
    • iframeでも利用可能
  • lighthouseにbudget.jsonを追加して細かいパフォーマンスを取得できる

表示を速くするもの

パフォーマンスの改善が重要なテーマで、以下のようなものに取り組んでいる。

Portals
  • ナビゲートできるiframeみたいなもの
  • サンプル
    • www.mealplan.family
    • www.nomnom.social
    • www.osmani.recipes
    • www.grocery.store
  • となりのヤングジャンプ
  • Chrome Canaryで使える
Web Packaging
  • Signed package(chrome canaryで)
  • AMPで使えるようになる

強力な機能

機能面では以下のようなことがある。

  • Chromebook でPWAアプリが登録可能に

    • hulu / slack / STADIA /
  • PROXX 、2019のマインスイーパー

    • preact , web worker
    • proxx.app
    • githubでソースを公開
  • アシスタント

    • duplex
    • 翻訳して一部を表示できる
  • ネイティブのような機能

    • Native File System Access
    • Unlimited Quata
    • Contacts Picker
    • MIME-type Handlers
    • SMS-based Authentication
    • これらはプロジェクトfuguで管理している。

Building Successful Websites: Case Studies for Mature and Emerging Markets

新興国ではPWAアプリが重要(回線速度や端末スペックによる)。 目玉の機能としては、Web Share API。ネイティブに近い共有機能が使えるようになった。

  • Twitter Liteの例
  • Times Internetの例
  • Huluの例

Elevating the Web Platform with the JavaScript Framework Community

Googleが各JavaScriptフレームワーク(おもにReact/Facebook)と協力してAPI開発を進めている

  • Chunking code
  • Scheduling API
    • WICG/main-thread-scheduling
  • isInputPending
    • WICG/is-input-pending
  • Display Locking
    • WICG/display-locking

現時点の課題としては、npm/バンドルの重複がある。 これを防ぎたい。package.jsonへesmoduleが入れられないか。 現時点は情報が不足しているため、重複を防ぐことができない。何かしらの形で足りれば役に立つ。ということ ->import mapsにはふれなかった。

Rapidly Building Better Web Experiences with AMP

AMPの基調講演にあたる。

  • AMPはパフォーマンス問題を解決するために立ち上がったOSS
  • HTML上で動作するライブラリ
  • パフォーマンスを向上するためのもの
  • キャッシュを有効にします
  • 事前にレンダリングできるようにするためのものです

成功事例

  • Teads
  • tokopedia
  • INDIA TODAY
  • もっとたくさんある
  • 昨年Google検索からAMPページへのクリック率は30%増加した

新しい技術

  • ads
  • email
  • stories
  • websites

A string user-first open web forever

Websites

これまではHTMLとCSS。不自由だった。

WorkerDOMによってJSを利用可能にする。 amp-scriptを実行できるようになる。 ワシントンポストの例 bit.lt/amp-script-trial

OriginTrialで利用可能になる

NEXT.jsでAMP対応できるようになる bit.ly/next-js-amp

Webパッケージングで署名付きパッケージにすることで、google.comから独自のドメインに展開できる。 自前で用意するか、AMP Packagerで作る方法。 AMP Real URL(Cloudflare)

新機能

これまでは、HTMLにAMPページのリンクがあった。 これは2つのバージョンのコンテンツを常に2つ用意することになる。 余分なオーバーヘッドが生まれる。 AMP Firstアプローチを提案する。

AMPで作り始め、足りないところを amp-script でビジネスロジックに補完する。 それでも足りないこと、それを Bento AMP プロジェクトで助ける。

PWA <–> AMP

PWAでサービスワーカーを作るのはとても大変、でもAMPなら1行でできる。 bit.ly/amp-sw

amp.devではそれを利用している。

AMPでは、アクセシビリティ、パフォーマンスを達成できる。 そして、依存関係管理が楽になる。 AMPは常に最新です。

LTS(LTメンテナンス) 800以上のコントリビューターがあなたのメンテナンスコストを減らす。

  • 無限スクロール( amp-list で利用可能 )
  • オートコンプリート bit.ly/amp-autocomplete (実験的)
  • カルーセル(まもなく)
  • 新しい Loaders

amp-toolbox-optimizer go.amp.dev/optimize-amp

収益化

AMPHTML Ads

AMPページと、非AMPページのどちらにも適用できる。

とにかく速い。

ampifyme

amp-analytics 解析 amp-linker amp-recaptcha amp-readiness amp-tag-test amp-insight

A/Bテスト

amp-experiment optimizely + Oracle maxymiser で利用可能

アップデート
AMP Stories

Story Ads

フルスクリーンの広告を表示できる。

Google Ad Managerにあるので、AMPに配信できる。

Storiesを作るツール類

  • MakeStories
  • Newsroom Studio
  • WordPress
  • Unfold

Google Discoverでストーリーを見つけることができる

検索結果にビジュアルストーリーを表示するブロックができると思う。

AMP for Email
  • @mail
  • yahoo mail
  • Outlook

まとめ

広告に関する大きな変化をもたらした。 Webサイトの収益化

ロードマップ

  • Websites
    • Payments
    • Adaptive CSS Limit
    • Transitions
    • Stateful pages
  • Stories
    • Embeds
    • Animations
    • Reactions
    • Branching
  • Ads
    • Coverage
    • Capabilities
    • Performance
  • Emails
    • Capabilities
    • Video Support
    • More components

What’s New in JavaScript

JavaScriptの新しい機能について。

  • TC39
  • V8のスピードアップはNode.jsにも貢献している。

新しくなったもの

class

コンストラクタなしで、プロパティの初期値が指定できるように

class hoge {
  _foo = 0;

# をつけて privateにできる

class hoge {
  #foo = 0;

  get value() { return this.#foo }

継承すると

class Animal {
  constructor(name) {
    this.name = name;
  }
}   
class Cat extends Animal {
  likeBath = false; // コンストラクタの呼び出しが必要ない。super呼び出し不要
  meow() {
    console.log("Meow");
  }
}

String#matchAll でマッチした部分や、部分一致の部分など取得しやすくなった。

1000000000000 みたいな数字を 1000000000000 と区切り付きで書けるようになる。 読みやすい…らしい(Babelで使えるよ!

Bigints 新しい機能(ロケールつき)

nf = new Intl.NumberFormat('fr');
nf.format(12345678901234567890n)

12 345 678 901 234 567 890


12_345_678_901_234_567_890n.toLocaleString('fr') // 同じ

Firefox, Node.js で使える。Polyfillもあるよ

Array#{ flat, flatMap }
array = [1, [2, [3]]];
array.flat()

[1, 2, [3]]

array.flat(Infinity)
[1, 2, 3]

[2, 3, 4].flatMap(x => [x, x])
[2, 2, 3, 3, 4, 4]

どこでも使えるよ!

Object.fromEntries

Object.entries したものを、オブジェクトに戻せるAPI

map = new Map(Object.entries(obj)); Object.fromEntries(map) もできるよ!

どこでも使えるよ!Polyfillもあるよ

globalThis

どこでも使えるよ!

Stable sort

安全ソートがすべてのプラットフォームで使えるようになったよ

Intl
Intl.RelativeTimeFormat

Safari以外で使えるよ

Intl.listFormat

ChromeとNodeだけね。Polyfillはあるよ

Intl.DateFormat#formatRange

Chromeだけで、flagが必要

Intl.Locale

ChromeとNodeだけね。Polyfillはあるよ

トップレベル await

まだ使わないでね

Promise
  • Promise.allSettled
    • ChromeとFirefox, polyfill
  • Promise.any
    • まだ
WeakRef

画像をキャッシュしたいときなどにmapに入れるけど、それをGCで消すことができる

Chromeだけで、flagが必要

Unlocking New Capabilities for the Web

Project Fugu

ネイティブアプリにあって、Webアプリにはない差分をうめていきたい。 Webでできることを広げていきたい。

Permissionモデルで機能を利用できるようにする。

  • Web Bluetooth
  • Sharing Contents and Receiving Shares
    • Web Share
    • Web Share Target
    • Web Share Target(v2)
  • Media Session
    • Keyboard Media Buttons
  • Detection Barcodes and Faces
    • Shape Detection API
    • Perception Toolkit
  • Badging
  • Keeping an App Alive
    • Wake Lock
  • File System
  • Accessing Serial Devices
    • Serial API
  • WebHID
  • Accessing Users Contacts
    • Contacts Picker
  • Font Access API
  • Clipboard
  • SMS-based Phone Number Verification
  • Notification Triggers API

bit.ly/new-fugu-request

codelabs/web-capabilities developers.google.com/web/updates/capabilities

Build Fast and Smooth Web Apps from Feature Phone to Desktop

PROXX開発秘話!(発表だから秘話じゃないけどw

2019年のマインスイーパーをどのようにして作るか?という興味深いセッション。 実際にソースコード見れるし、feature phone(実際は低スペックのAndroidやKaiOSあたりが該当する)にも対応している。

以前にこさまりさんが、ガラケーの情報を集めていたのは、このあたりに関係しているのかなーと思って見ていた。

proxx.app でためそう!

How to Build an E-Commerce Site with AMP

どうやってECサイトをAMPで作るか、という事例をメインにしたセッション。 そのあたりに興味あればビデオを見ると役だちそうです。

AMP Stories: Visual Stories for the Web

snapchatで始まったストーリーは、InstagramやFacebook, whatsappなどで広まった。 アプリのストーリーは自然な感じで、スマートフォンユーザーのほとんどが使っている。 フルスクリーンなので、スクロールしたり回転したりせず、操作も簡単です。

ただし発見されるのは難しい。そこでAMPはオープンなWebプラットフォームで見つけることが可能で、リンクでき、共有できる仕組みを提供する。 自分でコントロールでき、Webサイトにリンクでき、検索にヒットする、Webページに埋め込むこともできる、そして一番重要なのは速い。 タップするか、スワイプする。

Format Update

Localization

最初は英語のみをサポートしていた。 今は21の言語を利用できる。

<html ⚡️ lang="ja">
Desktop

デフォルトはモバイルデザイン。 ワシントンポストと協力して、有用性を確認した。

<amp-story supports-landscape>

ランドスケープに最適な背景を用意し、そうでない場合は中心が表示される(object-position で調整可能)。

Sidebar

ハンバーガーメニューにサイドバーを追加できる

<amp-story>
  <amp-sidebar>
    <!-- サイドバーの内容 -->
  </amp-sidebar>  
</amp-story>
Attachments

スワイプアップすると、添付ファイルにアクセスできる。

<amp-story>
  <amp-story-page>
    <amp-story-page-attachment>
      <amp-video src="hoge.mp4"></amp-video>
    </amp-story-page-attachment>
  </amp-story-page>
</amp-story>
Embeds
<amp-story>
  <amp-story-page>
    <amp-story-grid-layer>
      <amp-twitter
        layout="responsive"
        width="400"
        height="433"
        data-tweetid="...">
      </amp-twitter>
    </amp-story-grid-layer>
  </amp-story-page>
</amp-story>

Twetter以外にもいくつかある。

Best Practice

  • Make use of legible and concise text
  • Use full bleed images and videos
  • Bring static imagery to life with animations

Monetaization

  • Story Ads
    • Story Ads Templates
  • Affliate Links
  • Sponsorerd Stories
    • 広告にあるQRコードをスキャンすると起動するような利用シーン
    • 埋め込み可能

Tools

最初にやったのの詳細紹介

Rendering on the Web: Performance Implications of Application Architecture

レンダリングがどのように行われるか、SSRとかクライアントレンダリングとか。 パフォーマンス話なので、パフォーマンス改善に取り組みたい、方法を知りたいというときに役立つ話なので、興味あるひとはタイトルでYoutubeをチェック!

Going Big: PWAs Come to Desktop and Chrome OS

DesktopとChromeOSでPWAが使えるようになるよ

PWAアプリの作りかた、とくにマニフェストの書き方を丁寧に説明している。 つづいてサービスワーカー。 Workboxを使って作る方法

インストール前のイベントをフックできるよ。

ファイルシステムへのアクセスは最後に残るピース。

Modern Web Testing and Automation with Puppeteer

DevToolとPuppeteerについて ブラウザ自動化ソリューションです。

Node.jsからChromeを操作(操り人形==puppeteer)するためのAPIを提供している。

npmでブラウザがインストールされるので、環境設定や構築の必要がない。

これまでChromeだけだったけど、 Puppeteer Firefox!!

現在90%のAPIをサポート

New Web Testing

Webテストは遅いという話。
  • テストごとに新しいブラウザを起動する。隔離するので正しい判断

puppeteerには素晴らしいAPIが。 Browser Context. Chromeのシークレットモード。 分離できるので、実質新しいブラウザを起動するのと一緒 100倍高速!

テストがFlaky(フレーク状, 壊れやすい)という話。

非同期問題。

pupperteerには waitForX APIが。

Mobile

DevToolでユーザーエージェントを変えられる。 puppeteerからデバイスをエミュレートできる。 100以上のデバイスをエミュレートできる。

Offlineサポート

puppeteerからオフラインモードにできる。

サービスワーカーの検証

DevToolを開くより簡単に書ける サービスワーカーのテストを容易にする

GeoLocation

通常にブラウザにアクセスすると、許可を与えてから、developer consoleとかで操作する。

puppeteerでも同じように制御できる。

Network Monitoring

DevToolネットワークモニター puppeteerではリクエストとレスポンスを取得でき、そこからいろいろな情報へリーチできるようになっている。

そして、リクエストをインターセプトできる。 つまり特定のAPIリクエストのレスポンスを偽造して、Webサイトにエラー表示をさせたりできる。

Keyboard & Mouse

Dipatch Event APIというのがあったがな…

Shadow DOMやiframeも通過するよ

Performance Test

Page Metrics APIがオススメ DevToolsのパフォーマンスモニタの値が取得できる。

Chrome Tracing

Record と Stop で記録するけど、puppeteerにもAPIがある。

Code Coverage

CSSとJSのコードカバレッジを取れる。

Accessibility

自動化は難しかったが、 PageAccessibilitySnapShot APIで簡単にできる

Accessibility Visualizer というツールを作ったよ githubで公開中

コミュニティ

Slackチャンネルあるよ

AMP for Email: Coming Soon to an Inbox Near You

メールの中にAMPを入れられる。

  • GoogleDocs
    • 文章にコメントを入れられる
    • 新しいコメントが入ると、メールが届くのでたどる必要がない
  • Pinterest
    • アイデアをブラウジングできる
  • Ecwid
    • カタログショッピング
  • indeed
    • 求人情報を送信
    • クリック率が2倍になった
  • OYO
    • インドの旅行サイト
    • オススメメールを送る
    • クリック率(+57%)とコンバージョン率(+60%)が大幅に向上

デザインガイドライン

いろいろある テストは必要

  • 配信サービス
    • SPARK POST
    • SendGrid
    • Amazon Pinpoint
  • テスト
    • litmus
  • メーラー

    • GMail
    • @Mail
    • Yahoo Mail (comming soon)
    • Outlook (comming soon)
  • ユースケース

  • 配信/テストツール

  • 一般的なメールクライアント

はじめかた

g.co/dev/ampemail で学ぼう

gmail プレイグラウンドを使う

amp.gmail.dev/playground

通常は表示できないので、Gmailの設定から、 - Dynamic Emailが有効になっているか? - そこに Developer Setting というリンクがあるのでクリックすると、ホワイトリストにメールアドレスを入れることができる(開発用に) - amp@gmail.dev というプレイグラウンドのメールアドレスを設定

そうすると表示されているはず!

あとはHTMLを追加していくだけ。 プレイグラウンドでいろいろテストできる。

go.amp.dev/io-email でスライドの内容を試せます

SPARK POST

プレイグラウンドではない、商用サービスの事例

プレイグラウンドと同じようにプレビューしながら確認できる。 AMPに対応していないときの表示など記述できる。 メールの送信分析できる。

Taking Chrome Full Screen with Trusted Web Activities

TWA UIなしのChrome AndroidでPWAをプレイストアで配信するための方法。

WebView CCT より多くのことができる

事例

TWAはChromeであり、Chromeが更新されるたびに最新の機能を利用することができる。 将来的にはChrome以外でも

Google Search and JavaScript Sites

SEO

Googlebot is Chrome 41? No!

Googlebot is Chrome

  • ES6
  • New Web API
  • Less Polyfill
  • Ongoing Update / evergreen

React Vue Angular

サーチコンソールからテストしてね

youtube.com/GoogleWebmasters を見ると良いよ

Securing Web Apps with Modern Platform Features

セキュリティセッション XSSとかCSRFとか

どうやってセキュアなコードにするか(特にHTML中のJSとか) リファクタリング方法を解説

セキュリティに興味ある人は、タイトルでYoutubeをチェック!

Next-Generation 3D Graphics on the Web

WebGLが8年前に入った

多くのフレームワークやライブラリがある。

今何で使われている?

  • ミュージックビデオ
  • ゲーム
  • アニメーション
  • ショールーム(製品カタログ)
  • もっと

WebGL + HTML

事例をたくさん紹介

ReactThreeFiber 再利用可能になる

WebGL + Web Components これでよりWeb層に強力な影響をもたらす カスタムエレメントを使って、複雑なコードを隠蔽する

model-viewer エレメント アクセシビリティにも考慮している

Web GPU

GPUを操作するためのRawレベルAPI

例えば三角形を描くコード、Web GPUもWebGLも複雑さは変わらない でもフレームワークを使えば、それほどの問題にはならない

babylon.js はWebGPUに取り組み始めている

WebGLではGPU性能の前にJavaScriptの繰り返し性能に直面する

WebGPUではカクカクしないし、JavaScriptのCPU時間も使わない GPUが利用されるから

babylon.js の4.1では使えるようになる

  • post processing filter

WebGLとWebGPUのコードの違いを解説

クロスプラットフォーム

webgpu.io を見てね!

さいごに

ということで、ながながとメモを貼っただけになりましたが、私のLTでは

  • Web Packaging
  • AMP
  • Puppeteer

について話すので、よろしくお願いします。

import-mapsのjsonファイルを生成するツールを作ってみた

前回 TRY import maps ということで、import maps を試してみる記事を書きました。 最後に

JSON定義を自動生成するスクリプトが出ないか期待したいですね(がんばって自作するのもあり)。

という記述をしたのですが、その後調べたら How to convert package-lock.json to import maps? #60 というissue が上がっているのを見て、いくつか yarn のサンプルが出ていたりして、これ自作できるのでは?と思い、作ってみました。

gen-import-maps-json です。

READMEのとおりで簡単に動きます。

しくみ

とても小さいJavaScriptのコードです。以下のような手順で処理しています。

  1. コマンドが実行されたディレクトリにある package-lock.json ファイルを読み込む
  2. devDependencies のモジュールは除外する
  3. Web Components の polyfill は除外する
  4. 対象モジュールの package.json を読み取って、 main ファイルのパスを入手する
  5. メインファイルのモジュール名と、相対パスをキーにした、map情報を書き出す

ためしてみる

前回と同じくPolymer-Japan/litelement-first-element のコードを使って実行してみます。

生成できたJSONは以下のとおりです。

{
  "imports": {
    "@polymer/font-roboto/": "/node_modules/@polymer/font-roboto/",
    "@polymer/font-roboto": "/node_modules/@polymer/font-roboto/roboto.js",
    "@polymer/iron-demo-helpers/": "/node_modules/@polymer/iron-demo-helpers/",
    "@polymer/iron-flex-layout/": "/node_modules/@polymer/iron-flex-layout/",
    "@polymer/iron-icon/": "/node_modules/@polymer/iron-icon/",
    "@polymer/iron-icon": "/node_modules/@polymer/iron-icon/iron-icon.js",
    "@polymer/iron-icons/": "/node_modules/@polymer/iron-icons/",
    "@polymer/iron-icons": "/node_modules/@polymer/iron-icons/iron-icons.js",
    "@polymer/iron-iconset-svg/": "/node_modules/@polymer/iron-iconset-svg/",
    "@polymer/iron-iconset-svg": "/node_modules/@polymer/iron-iconset-svg/iron-iconset-svg.js",
    "@polymer/iron-location/": "/node_modules/@polymer/iron-location/",
    "@polymer/iron-meta/": "/node_modules/@polymer/iron-meta/",
    "@polymer/iron-meta": "/node_modules/@polymer/iron-meta/iron-meta.js",
    "@polymer/marked-element/": "/node_modules/@polymer/marked-element/",
    "@polymer/marked-element": "/node_modules/@polymer/marked-element/marked-element.js",
    "@polymer/polymer/": "/node_modules/@polymer/polymer/",
    "@polymer/polymer": "/node_modules/@polymer/polymer/polymer-element.js",
    "@polymer/prism-element/": "/node_modules/@polymer/prism-element/",
    "@webcomponents/shadycss/": "/node_modules/@webcomponents/shadycss/",
    "@webcomponents/shadycss": "/node_modules/@webcomponents/shadycss/shadycss.min.js",
    "clipboard/": "/node_modules/clipboard/",
    "clipboard": "/node_modules/clipboard/dist/clipboard.js",
    "delegate/": "/node_modules/delegate/",
    "delegate": "/node_modules/delegate/src/delegate.js",
    "good-listener/": "/node_modules/good-listener/",
    "good-listener": "/node_modules/good-listener/src/listen.js",
    "lit-element/": "/node_modules/lit-element/",
    "lit-element": "/node_modules/lit-element/lit-element.js",
    "lit-html/": "/node_modules/lit-html/",
    "lit-html": "/node_modules/lit-html/lit-html.js",
    "marked/": "/node_modules/marked/",
    "marked": "/node_modules/marked/lib/marked.js",
    "prismjs/": "/node_modules/prismjs/",
    "prismjs": "/node_modules/prismjs/prism.js",
    "select/": "/node_modules/select/",
    "select": "/node_modules/select/src/select.js",
    "tiny-emitter/": "/node_modules/tiny-emitter/",
    "tiny-emitter": "/node_modules/tiny-emitter/index.js"
  }
}

前回のJSONは以下のとおりでした。

{
  "imports": {
    "@polymer/iron-demo-helpers/demo-pages-shared-styles": [
      "/node_modules/@polymer/iron-demo-helpers/demo-pages-shared-styles.js"
    ],
    "@polymer/iron-demo-helpers/demo-snippet": [
      "/node_modules/@polymer/iron-demo-helpers/demo-snippet.js"
    ],
    "@polymer/polymer/polymer-legacy.js": [
      "/node_modules/@polymer/polymer/polymer-legacy.js"
    ],
    "@polymer/iron-flex-layout/iron-flex-layout.js": [
      "/node_modules/@polymer/iron-flex-layout/iron-flex-layout.js"
    ],
    "@polymer/font-roboto/roboto.js": [
      "/node_modules/@polymer/font-roboto/roboto.js"
    ],
    "@polymer/polymer/lib/utils/html-tag.js": [
      "/node_modules/@polymer/polymer/lib/utils/html-tag.js"
    ],
    "@webcomponents/shadycss/entrypoints/apply-shim.js": [
      "/node_modules/@webcomponents/shadycss/entrypoints/apply-shim.js"
    ],
    "@webcomponents/shadycss/entrypoints/custom-style-interface.js": [
      "/node_modules/@webcomponents/shadycss/entrypoints/custom-style-interface.js"
    ],
    "@polymer/marked-element/marked-element.js": [
      "/node_modules/@polymer/marked-element/marked-element.js"
    ],
    "@polymer/prism-element/prism-highlighter.js": [
      "/node_modules/@polymer/prism-element/prism-highlighter.js"
    ],
    "@polymer/prism-element/prism-theme-default.js": [
      "/node_modules/@polymer/prism-element/prism-theme-default.js"
    ],
    "@polymer/polymer/lib/legacy/polymer-fn.js": [
      "/node_modules/@polymer/polymer/lib/legacy/polymer-fn.js"
    ],
    "@polymer/polymer/lib/legacy/polymer.dom.js": [
      "/node_modules/@polymer/polymer/lib/legacy/polymer.dom.js"
    ],
    "marked/lib/marked.js": [
      "/node_modules/marked/lib/marked.js"
    ],
    "prismjs/prism.js": [
      "/node_modules/prismjs/prism.js"
    ],
    "@polymer/polymer/lib/elements/dom-module.js": [
      "/node_modules/@polymer/polymer/lib/elements/dom-module.js"
    ],
    "lit-element": [
      "/node_modules/lit-element/lit-element.js"
    ],
    "lit-html": [
      "/node_modules/lit-html/lit-html.js"
    ],
    "lit-html/lib/shady-render": [
      "/node_modules/lit-html/lib/shady-render.js"
    ],
    "lit-html/lit-html": [
      "/node_modules/lit-html/lit-html.js"
    ],
    "@polymer/iron-icons/iron-icons.js": [
      "/node_modules/@polymer/iron-icons/iron-icons.js"
    ],
    "@polymer/iron-icon/iron-icon.js": [
      "/node_modules/@polymer/iron-icon/iron-icon.js"
    ],
    "@polymer/iron-iconset-svg/iron-iconset-svg.js": [
      "/node_modules/@polymer/iron-iconset-svg/iron-iconset-svg.js"
    ],
    "@polymer/iron-meta/iron-meta.js": [
      "/node_modules/@polymer/iron-meta/iron-meta.js"
    ]
  }
}

だいぶ違いますね!

このツールを作ることで、import maps の仕様理解が深まりました。

  • キー名に対応するパスが1つの場合、値は配列でなく文字列で良い
  • パッケージが複数のモジュールを持っている場合、 キー名を / で終了すると他のファイルを参照できる。くわしくは “Packages” via trailing slashes を参照ください

これで、定義ファイルを自動生成できます。

実行してみる

前回と同じくPHPのビルトインサーバーを利用します。 ツールで生成できた JSON をHTMLに追加しておきましょう。

$ php -S localhost:8080 -t .

前回と同じように、無事デモが動作しました。

JSONを外部ファイルにしてみる

いろいろとissueを見たりしているうちに、JSON記述は外部ファイルが使えるかも?と思ったので、import-mapsの定義をファイルに変更してみます。 ツールで出力されたJSONを import-maps.json というファイル名にして、以下のようにHTMLの記述を変更します。

    <script type="importmap" src="import-maps.json"></script>

ページをリロードしてみると Dev Tool のコンソールに External import maps are not yet supported. と表示されました。 まだサポートされてなかった…

ということで、サポートを待ちましょう。

さいごに

仕様は文面だけで読んでいると、わかっているつもりでも、実際のユースケースではわかっていないことも多いと実感しました。 ツールやデモプログラムを作って、実際に手に馴染ませることが重要ですね。

それと、polyfill の除外がWeb Components固定になっているので、今後の展望としては、ignoreするモジュールを定義ファイルで指定できるようにしたいなーと思っています。

今後も import maps の最新状況を追いかけていきたいと思っています。